「毎日食べるごはんだからこそ、最高においしく炊きたい」
そう考えて象印の高級炊飯器「炎舞炊き」シリーズを検討しているものの、最上位モデルの「NX-AA10」と、スタンダードモデルの「NW-NB10」、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
「価格差に見合うだけの味の違いはあるの?」
「機能が多すぎて使いこなせるか不安」
そんな疑問を解消するため、家電リサーチを専門とする筆者が、両モデルの決定的な違いを5つのポイントに絞って徹底解説します。
【この記事のポイント】
- NX-AA10は「3DローテーションIH」搭載のフラッグシップ。究極の食感を求める人向け。
- NW-NB10は基本性能充実のハイコスパモデル。軽量で使いやすく、価格も抑えめ。
- 味の微調整機能(わが家炊き)は、NX-AA10の方がより細かく設定可能。
- 操作性は「タッチパネル(NX)」か「ボタン(NW)」かで好みが分かれる。
- 本体重量に約1.5kgの差があり、高齢の方や移動が多い家庭は要注意。
【告白】「たかが白米」と侮っていた私が、一口食べた瞬間に涙が出そうになった話。
結論:NX-AA10とNW-NB10、ズバリおすすめはどっち?
まずは結論からお伝えします。この2機種は、どちらも象印が誇る「炎舞炊き」シリーズですが、ターゲット層が明確に異なります。
最高傑作の味を求めるなら「NX-AA10」
NX-AA10は、象印の技術の粋を集めたフラッグシップモデルです。
「外食で食べるような、粒立ちが良く甘みのあるごはんを家で再現したい」「タッチパネルでスマートに操作したい」という方は、迷わずこちらを選びましょう。
価格は高くなりますが、その分、妥協のない炊き上がりを提供してくれます。
コスパと使いやすさのバランスなら「NW-NB10」
NW-NB10は、上位機種の技術を継承しつつ、価格と機能のバランスを最適化したモデルです。
「美味しいごはんは食べたいけれど、10万円オーバーは厳しい」「タッチパネルより物理ボタンの方が安心する」という方にはこちらが最適です。
一般的な炊飯器と比較すれば、これでも十分に革命的な美味しさです。
【比較表】NX-AA10とNW-NB10の主な違い5選
まずはスペック上の主な違いを表で確認しましょう。
| 比較項目 | NX-AA10 (フラッグシップ) | NW-NB10 (スタンダード) |
| 加熱方式 | 3DローテーションIH<br>(縦横無尽な対流) | ローテーションIH<br>(激しい対流) |
| わが家炊き | 121通り | 81通り |
| 操作方法 | カラータッチ液晶 | 高コントラスト液晶<br>(ボタン操作) |
| 本体重量 | 約8.0kg | 約6.5kg |
| サイズ(幅×奥×高) | 26 × 33 × 23.5cm | 24.5 × 33 × 21.5cm |
| 市場価格目安 | 12万〜14万円前後 | 7万〜9万円前後 |
※価格は変動するため、最新の最安値は各ECサイトをご確認ください。
違い① 加熱方式:「3DローテーションIH」か「ローテーションIH」か
最大の違いは、お米を舞い上がらせる「IHヒーター」の仕組みです。

NX-AA10の「3D」が生む複雑な対流とは
「炎舞炊き」の真骨頂は、底にある複数のIHヒーターを独立制御し、かまどの炎のゆらぎを再現することです。
NX-AA10は、この制御が「3DローテーションIH」へと進化しています。底のヒーターだけでなく、縦・横・斜めと縦横無尽に激しい対流を起こすことで、お米一粒一粒に高温の熱を伝えます。これにより、さらにふっくらとした、弾力のある甘いごはんに仕上がります。
一方、NW-NB10は通常の「ローテーションIH」です。これでも十分強力な対流を生みますが、NX-AA10の「全体をかき混ぜる力」には一歩及びません。ごはんの「粒感」や「甘みの引き出し方」にこだわり抜くなら、3D搭載のNX-AA10に軍配が上がります。
違い② 自分好みの味へ:「わが家炊き」のバリエーション
象印の炊飯器で非常に評価が高い機能が、前回食べたごはんの感想(かため、やわらかめ等)を入力すると、次回から炊き方を自動調整してくれる「わが家炊き」です。
121通り vs 81通り、実用性の差は?
- NX-AA10:121通り
- NW-NB10:81通り
数字だけ見るとNX-AA10が圧倒的ですが、実用面ではどうでしょうか?
正直なところ、81通り(NW-NB10)でも、ほとんどの家庭で「自分好みのど真ん中」を見つけることができます。
しかし、「お米の銘柄を頻繁に変える」「季節やその日の気分によって、微細な食感の違いを楽しみたい」というお米マニアの方には、121通りの調整幅を持つNX-AA10が応えてくれるでしょう。
違い③ 操作性とデザイン:タッチパネルと液晶
毎日使うものだからこそ、操作性は重要です。
- NX-AA10:スマホのようなカラータッチ液晶を採用。画面に触れて直感的に操作できます。見た目もフラットで美しく、キッチンが洗練された印象になります。
- NW-NB10:文字が大きく見やすい高コントラスト液晶と物理ボタンを採用。「押した感覚」がしっかりあるため、機械操作が苦手な方や、手が濡れている時でも確実に操作したい方には、こちらの方が安心感があります。
違い④ 本体サイズと重量:意外と見落とせない設置性
ここが見落としがちなポイントですが、NX-AA10は重くて大きいです。
- NX-AA10:重さ約8.0kg、高さ23.5cm
- NW-NB10:重さ約6.5kg、高さ21.5cm
NX-AA10は内部構造が複雑なため、NW-NB10より約1.5kg重くなっています。8kgはお米5kg袋よりも重いため、頻繁に場所を移動させたり、棚から出し入れしたりする家庭には負担になる可能性があります。
また、フタを開けた時の高さも異なります。カップボード(食器棚)のスライドテーブルに置く予定の方は、フタが上の棚にぶつからないか、ふた開き時の高さ(NX-AA10は約47.5cm、NW-NB10は約45.5cm)を必ず計測してください。
違い⑤ 価格と最安値の傾向
当然ながら価格差もあります。
NX-AA10は最上位機種のため、発売当初は10万円を大きく超える価格帯で推移します。一方、NW-NB10はそれよりも数万円安く設定されています。
型落ちモデルや「BZ」カラーの価格差に注目
最新モデルにこだわらない場合、型落ちモデル(例:NW-FB10など)を狙うのも賢い選択です。機能差はわずかで、価格が大幅に下がっていることがあります。
また、両モデルともカラーバリエーションとして「黒(BZ: 濃墨/スレートブラック)」と「白(WZ/WA)」が用意されています。色によって数千円の価格差がECサイトで発生していることがあるので、色にこだわらなければ安い方のカラーを選ぶのも「最安値」で買うコツです。
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NX-AA10とNW-NB10の口コミ・レビューを分析
SNSやレビューサイトから収集した、実際のユーザーの声を分析・要約しました。

NX-AA10購入者の声
- 「清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったが、白飯だけでご馳走になる。おかずが減った。」(40代男性)
- 「タッチパネルが反応よく、見た目がとにかくカッコいい。置いておくだけでテンションが上がる。」(30代女性)
- 「冷凍ごはん機能が優秀。レンジで温めても炊きたてのように美味しい。」(共働き夫婦)
- 注意点:「やはり重い。掃除の時に持ち上げるのが少し大変。」
NW-NB10購入者の声
- 「今まで使っていたマイコン炊飯器とは次元が違う。甘みがすごい。」(50代女性)
- 「機能は十分すぎるほど。81通りの炊き分けで好みの硬さが見つかった。」(30代男性)
- 「サイズ感がちょうどよく、キッチンの棚にすっきり収まった。」(60代夫婦)
- 注意点:「上位機種と食べ比べたわけではないので違いは分からないが、これ単体で十分満足。」
共通する「炎舞炊き」の魅力と機能
違いばかりを強調しましたが、両モデルとも以下の素晴らしい共通機能を備えています。
- 豪炎かまど釜:鉄・アルミ・ステンレスを組み合わせた、蓄熱性と発熱効率に優れた内釜。
- 蒸気セーブ機能:排出される蒸気を抑え、置き場所の選択肢を広げます。
- お手入れのしやすさ:毎回洗うのは「内釜」と「内ぶた」の2点のみ。庫内もフラットで拭きやすい構造です。
- 長時間保温:最大40時間美味しく保温できる「極め保温」を搭載。
どちらを選んでも、象印の「お手入れ性」と「保温性能」の高さは享受できます。
まとめ:あなたのライフスタイルに合う一台はこれ!
最後に改めて、選び方のポイントを整理します。
- 予算を惜しまず、最高の味と最新機能を求める人
- 👉 [NX-AA10] がおすすめ。
- 3DローテーションIHによる圧倒的な炊き上がりと、タッチパネルの先進性が魅力です。
- 予算を抑えつつ、確実に美味しいごはんを食べたい人
- 👉 [NW-NB10] がおすすめ。
- 上位機種譲りの炎舞炊き技術を搭載しつつ、軽量で扱いやすい実力派です。
炊飯器は一度買うと5年、10年と使う家電です。毎日の食卓の幸福度を上げるために、ぜひあなたにぴったりの「炎舞炊き」を選んでください。



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