「タイガーの炊飯器で『JPV-S100』と『JPV-T100』って、何が違うんだろう?」
「自分にはどっちが合っているのか知りたい」「口コミや評判はいいの?」
こんな風に思っている方もいるかもしれませんね。
2024年8月1日に新発売されたタイガーの圧力IHジャー炊飯器、JPV-S100とJPV-T100。違いは遠赤5層土鍋蓄熱コート釜の内なべだけなの?
どちらも人気のモデルですが、型番が似ているので、説明書だけではその違いが分かりにくいと感じる人もいるようです。
この記事では、JPV-S100とJPV-T100の主な違いを徹底的に比較し、あなたがどちらのモデルを選ぶべきか、価格なども分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたのライフスタイルにぴったりの炊飯器がきっと見つかるでしょう。
この記事で、以下のことがわかります
- JPV-S100とJPV-T100の具体的な違い(内なべ、炊飯メニュー、液晶、価格など)
- それぞれのモデルがどのような人におすすめか、具体的な利用シーンと合わせて理解できる
- 両モデルに共通する機能やお手入れ方法、内なべの保証について把握できる
タイガー炊飯器 JPV-S100とJPV-T100、どっちが良い?
- タイガー炊飯器のモデル概要
- JPV-S100とJPV-T100の主な違い
- 内なべの違いを比較
- 炊飯メニューの違いと選び方
- 液晶と操作性で選ぶ
- JPV-S100、JPV-T100 価格差とコスパで比較検討
タイガー炊飯器のモデル概要
皆さんは、炊飯器を選ぶとき、何を重視しますか?タイガーの「炊きたて」シリーズから出たJPV-S100とJPV-T100は、どちらも人気のモデルです。
JPV-S100は上位エントリーモデル、JPV-T100は下位エントリーモデルという位置づけになります。型番が似ているから、違いが分かりにくいと感じる人もいるかもしれませんね。
JPV-S100とJPV-T100の主な違い
では、具体的に何が違うのでしょうか?ざっくり言うと、以下の6つのポイントで違いがあります。
項目 | JPV-S100(上位モデル) | JPV-T100(下位モデル) |
---|---|---|
本体カラー | オフブラック、オフホワイト | モーブブラック |
開閉ボタン | シルバー | ブラック |
内なべ | 遠赤5層土鍋蓄熱コート釜 | 遠赤5層土鍋コート釜 |
炊飯メニュー | すし・カレーあり | なし |
液晶 | 大型クリア液晶 | クリア液晶 |
価格 (税込) | 約32,000円 (参考) | 約29,000円 (参考) |
発売日 | 2024年8月1日 | 2024年8月1日 |
※S180、T180は1升炊きモデル
内なべの違いを比較
ご飯の味に一番影響すると言われるのが「内なべ」です。
JPV-S100は「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」を採用しています。一方、JPV-T100は「遠赤5層土鍋コート釜」を使っています。

蓄熱コート釜の方が美味しいのかなあ
「蓄熱」という言葉がついているJPV-S100の内なべは、その名の通り熱をより長く保つことができます。これにより、お米全体にじっくりと熱が伝わり、ふっくらと美味しく炊き上がる効果が期待できるんです。
タイガーの炊飯器における「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」と「遠赤5層土鍋コート釜」の違いは、その名の通り「蓄熱」という要素にあります。
「遠赤5層土鍋コート釜」(JPV-T100)
- 構造: 複数の金属層(5層)で構成されており、効率よくIH(電磁誘導加熱)の熱を内なべ全体に伝えます。
- コーティング: 釜の内側と外側に「土鍋素材」をコーティングしています。これにより、土鍋で炊いたような遠赤効果が生まれ、お米一粒一粒にムラなく熱を広げ、ふっくらとした粘りのあるご飯を炊き上げます。土鍋のような細やかな泡立ちを再現し、お米本来の甘みや旨みを引き出すことを目指しています。
- 熱伝導性: 異なる金属を重ねることで熱伝導性を高め、IHの高火力を素早くお米に伝えます。
「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」(JPV-S100)
「遠赤5層土鍋コート釜」の機能に加え、さらに「蓄熱性」を強化した内なべです。
- 構造・コーティング: 基本的な5層構造と土鍋コーティングは同じですが、特に釜の外側に「土鍋蓄熱コーティング」が施されています。
- 蓄熱性向上: この「土鍋蓄熱コーティング」には、土鍋素材に加えて「中空ガラスビーズ」や「ヒートカットパウダー」などの蓄熱性を高める素材が練り込まれています。これにより、より長く熱を内なべに留めることができ、炊飯中の温度変化を緩やかにし、お米に均一に熱を伝え続ける効果が期待できます。
- 効果: 蓄熱性が向上することで、お米の芯まで熱が伝わりやすくなり、より甘みと弾力のある、ふっくらとした炊き上がりを実現します。土鍋でじっくりと炊き上げたような、お米本来の美味しさを最大限に引き出すことを目的としています。
つまり、両者とも土鍋の特徴である「遠赤効果」と「多層構造による熱伝導」は持っていますが、JPV-S100の「蓄熱コート釜」は、より長く熱を内なべに保持し続けることで、お米のα化(糊化)を促進し、甘みと粘りを最大限に引き出すことに特化している、という点が具体的な違いとして挙げられます。
数値として「何℃上がる」「何分長く熱を保持する」といった具体的なデータは公表されていませんが、この「蓄熱性」の強化が、上位モデルであるJPV-S100の「よりおいしいご飯」という謳い文句の根拠となっています。
炊飯メニューの違いと選び方
炊飯器のメニューって意外と使いますよね。JPV-S100には「すし・カレー」専用の炊飯メニューがありますが、JPV-T100にはこのメニューがありません。

「すし・カレー」メニューは少し硬めのご飯を炊きたい時に便利だね
家でカレーライスを作る時や、ちらし寿司を作る時に、ベタつかないご飯が欲しいと思ったことはありませんか?そういった場面でこのメニューが活躍するでしょう。もし、こういった料理をよく作るなら、JPV-S100が断然おすすめです。
液晶と操作性で選ぶJPV-S100、JPV-T100
毎日の操作で意外と気になるのが、液晶の見やすさではないでしょうか。JPV-S100は「大型クリア液晶」を採用しているので、表示が大きく、とても見やすいです。JPV-T100の液晶は「クリア液晶」で、JPV-S100よりは少し小さめです。

ご高齢の方や、少し見にくい方には、大型液晶はいいよね。
価格差とコスパで比較検討
一番気になるのは、やっぱり価格ですよね。JPV-S100は税込で約33,000円~、JPV-T100は約29,000円~と、その差は約4,000円です。

この価格差なら、後悔しないために、蓄熱がある上位モデルにするわ
発売当初は10,000円近くの価格差がありましたが、現在では、約4,000円程度の違いになっています。だから、4,000円の差で、蓄熱性の高い内なべや「すし・カレー」メニュー、大型液晶といった機能が手に入るのは、実はとてもお得なんです。
毎日使うものだからこそ、少しの機能差が大きな満足度につながることもあります。どちらを選ぶかは、皆さんのライフスタイルや何を重視するかで変わってきますが、価格差がわずかであれば、やはり上位モデルを選ぶべきかと思います。
JPV-S100、JPV-T100 あなたにぴったりの炊飯器はどっち?
JPV-S100がおすすめの人はこんな方
もしあなたがこんな風に考えているなら、JPV-S100がきっと気に入るでしょう。
- 「とにかく美味しいご飯が食べたい!」(蓄熱性の高い内なべで、ご飯の味がアップします)
- 「すし・カレーなど、少し硬めのご飯を炊く機会が多い」↓
- 「操作するなら、液晶画面は大きい方が見やすくて安心」↓
- 「毎日使うものだから、多少高くても良いものが欲しい」↓
JPV-T100がおすすめの人はこんな方
一方で、JPV-T100はこんな方におすすめです。
- 「美味しいご飯は食べたいけど、できるだけ費用を抑えたい」(上位モデルより約8,000円安く手に入ります)
- 「炊飯メニューは白米がメインで、特別な機能はあまり使わない」
- 「液晶の大きさはそれほど気にしない」
- 「コスパ重視で賢く買い物したい」
少しでも価格をおさえたい方!大画面液晶にこだわらない方は↓
JPV-S100、JPV-T100の共通機能とは
実は、JPV-S100とJPV-T100には、共通して嬉しい機能がたくさんあります。
- 「旨み粒立ち炊飯プログラム」でふっくらごはん! この機能は、お米を低温でじっくり吸水させ、高温で一気に炊き上げた後、甘みを引き出す蒸らしを行うことで、土鍋で炊いたような芯までふっくらとしたご飯に仕上げます。これはどちらのモデルを選んでも体験できる美味しさです。
- 洗うのはたったの2点でお手入れラクラク! 内なべと内ぶたの2点だけを洗えば良いので、毎日のお手入れがとても簡単です。忙しい日でもサッと洗えるのは嬉しいポイントですね。
- 内なべのコーティングは3年保証で安心! 内なべのフッ素コーティングには3年間の無償保証が付いています。万が一、コーティングが剥がれたり変色したりしても、無償で修理や交換をしてもらえるので安心です。
JPV-S100、JPV-T100の違い まとめ
- JPV-S100は上位モデル、JPV-T100は下位モデルである
- 決定的な違いは、JPV-S100は「遠赤5層土鍋蓄熱コート釜」を採用していまこと。一方、JPV-T100は「遠赤5層土鍋コート釜」していること。
- その他の違いは、炊飯メニュー、液晶の種類、本体色、開閉ボタン色である
- 価格差は4,000円前後で、5年使うとすれば1カ月あたり約67円でより美味しいご飯が期待できる
- JPV-S100の内なべは蓄熱性が高く、より美味しいご飯が期待できる
- JPV-S100には「すし・カレー」専用メニューがあり、特定の料理に便利だ
- JPV-S100は大型クリア液晶で、操作性が向上している
- 価格差は約3,000円、共通機能は多く、お手入れも簡単である どちらを選ぶかは、ご飯へのこだわりや予算、必要な機能によって異なる
性能の差からみた価格差はわずか!より美味しいご飯を毎日食べたい方は↓
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